あくびで脳が冷える?やる気が戻る? “脳のクールダウン機能”を探るで!
あくびってホンマに退屈の証なんかいな?
どうもどうも、「脳内ワンダーランド」のサニー爺です。突然ですけど、皆さん、“あくび”、出てますか?
いや、寝不足でもないし、話がおもろないわけでもない。せやのに、なんでか知らんけど出てまう──それがあくびちゅうもんですわ。
昔から「退屈なとき」「眠たいとき」に出るもんや思われてきたけど、実はこのあくび、脳が出すSOSサインやったり、逆に脳を冷やすクールダウン作業やったりするらしいんですわ。
今日はそんな「あくびと脳」の不思議な関係を、大阪弁でおもろう、そしてタメになるようにお話ししまっせ!
なんで出るんや?あくびのタイミング、意外と奥深いで
まず、あくびが出るタイミングには、ざっくり3つありますねん:
- ①眠たいとき(脳の活動が低下)
- ②退屈なとき(刺激が足りん)
- ③緊張の前(試験前、舞台の前、スポーツ前など)
①②はまあわかるとして、③の緊張前にもあくびが出るんは意外ちゃいます?
「え、集中せなあかんのに、なんで今あくび!?」みたいな場面で、脳は実はストレスを和らげようとしてるんですわ。
自律神経がブンブン動いとるときに、ちょっとクールダウンさせようとしてあくびを出してるんやなあ。
脳はオーバーヒートする?あくびはクーリングファンや!
近年、よう言われとるのが「脳冷却説」。なんやそれって思うでしょ。
実は人間の脳はめっちゃエネルギー使う臓器でして、活動が高まると“オーバーヒート状態”になるんですわ。そやから、あくびを通して口やのうて“頭蓋骨のなかの温度”を下げる仕組みがあるんちゃうか、いう研究が出てきたんです。
そのとき、あくびと一緒に空気を大きく吸い込むことで、冷たい空気が鼻や口、さらには脳に近い血管を冷やすんやそうです。まるで、パソコンの冷却ファンみたいですな!
退屈 vs 緊張──どっちでもあくび?脳のバランス取りや
「退屈でもあくび、緊張でもあくび」って矛盾してるように見えますけど、実はこれ、脳がバランスをとろうとしてる行動なんですわ。
退屈なときは脳が「おい、起きとれ〜」と自分に喝を入れてる。
緊張しすぎのときは「落ち着けや落ち着けや〜」とブレーキを踏んでる。
つまり、あくび=脳の自動調整ボタンなんですな。しかも無意識で出るから、ほんまによぉできた機能ですわ。
動物もやってる!あくびは脳進化の名残や
ちなみに、あくびするのは人間だけやあらしまへん。猫も犬も、ライオンもペンギンも、サルもカラスもやってます。
特に霊長類では“共鳴あくび”というのがあって、他人のあくびを見たらつられて出る──これは共感力と関係してるらしい。
つまり、あくびは単なる「眠たいサイン」やのうて、脳同士が通じ合う仕組みの一部でもあるんやなあ。脳の進化の歴史を思うと、ようそんなとこまで残っとるもんやと感心しますわ。
サニー爺流・脳の熱を冷ます暮らしの知恵
せやけど、いちいちあくびばっかしてるわけにもいきませんわな。そやから、日常で脳の熱をうまく冷ますコツをいくつかご紹介しまっせ:
- ・こまめに水分をとる(脱水は脳にこたえます)
- ・涼しい風を頭にあてる(扇風機やうちわでもOK)
- ・ぬるめの湯でリラックス(熱すぎるのは逆効果)
- ・あえて「あくびタイム」をとる(深呼吸つき)
ちなみにわては、朝の上方落語1席+深呼吸3回で脳のスイッチを入れてます。「桂枝雀」さんのテンポ感、「南光」さんの毒舌、「福笑」さんのぶっとび芸、笑ってるうちにあくびなんか吹っ飛びますわ。
最後に:あくびは“脳の知恵”、出るべくして出るんやで
というわけで今回は、「あくびと脳」の関係について、大阪弁でわかりやす〜くお届けしました。
あくびって、なんや「だらしない」と思われがちやけど、実は脳を守るための賢い行動やったんですな。
これからは、「また出てもた、すんません…」やのうて、「おお、今わしの脳、冷却中ですわ〜」と胸を張って言うてもええかもしれまへん(笑)
ほなまた次回、「脳内ワンダーランド」でお会いしましょ。サニー爺でした。あくびひとつで、今日も元気に〜!
2025/07/16