線状降水帯・大雨・避難ってなんなん?命を守るために今から知っとこ!
線状降水帯って、いったいなんやろ?
みんな、「ザーザー降り」の雨の日ってあるやん?せやけど、普通の雨とちゃう「線状降水帯(せんじょうこうすいたい)」ちゅうもんがあんねん。
これはな、空に細長〜い雨の帯みたいなんができて、そこにドバドバ雨が降り続ける現象やねん。同じとこに何時間も、まるで雨を作る工場が居座ってるみたいな感じや。
そんな状態になると、川があふれたり、道路が水でいっぱいになったり、土砂崩れが起きたりして、めっちゃ危ないことになるんよ。
なんでそんな線状降水帯ができんねん?
ほな、なんでそういうことになるんか、順番に説明するで。
① 湿った空気がぐいぐい上がってくる!
まず、海から来るあったか〜い湿った空気がカギや。この空気は、水分をたっぷり含んでて、山や前線にぶつかると上にぐんぐん昇っていくんや
② 雨雲がどんどん生まれる!
空の高いとこ行った湿った空気は、冷たくなって「積乱雲(せきらんうん)」いう大きな雨雲になるんやけど、線状降水帯ではその雲が次から次へと生まれてくるんや。
③ 同じとこばっか通る一本道や!
風の流れで新しい雨雲が同じとこばっかり通るねん。テレビで雨雲レーダー見たら、線みたいになってるの、あれがそうやねん。「バックビルディング型」って言うらしいわ。
④ 「大気の川」が水蒸気を運んでくる!
最近では「大気の川」って呼ばれるもんが、空の上に何千キロも続いてて、線状降水帯に雨のもとをいっぱい送り込んでることが分かってきたんやで。
大雨になったらどうしたらええの?避難の準備って?
もしニュースで「線状降水帯が発生するかもしれません」て言われたら、それは「これからめっちゃ雨降って危ないかも!」いうサインや。せやから、次のことを覚えといてな。
① 早めの情報チェックと避難が命を守る!
まず、テレビ・スマホ・ラジオなどで情報をこまめにチェックしよう。
- 警戒レベル3:お年寄りや体の不自由な人は、もう逃げる準備をはじめよう!
- 警戒レベル4:危ないとこにおる人は、すぐに避難や!
- 警戒レベル5:もうすでに災害が起きてる可能性あるで!家の中の安全な場所に避難せなアカン!
②「キキクル」っていうリアルタイム危険地図も見ておくとええよ!図にアクセスできるよ。
このバナーをクリックすると「キキクル」をみるこができるよ。
③ 家族みんなで備える!
普段からの準備もめっちゃ大事やで。
- 「ハザードマップ」で危険な場所を確認しとこう!
- 非常持ち出し袋には、水、食べ物、薬、懐中電灯、ラジオ、充電器などを入れてな。
- 窓や排水口の点検、風で飛ぶもんはしっかり固定しとこ。
- もし水が入ってきたら、無理に外へ出んと2階とか高いとこへ逃げるんやで。
④ 町の取り組みもチェックしとこ!
自治体も命を守るために、いろんなことをやってくれてるんや。
- 防災計画の見直しや避難所の準備
- ハザードマップや防災訓練の実施
- 川の堤防の強化やダムの整備
さいごに:知ってるだけで命が守れる!
線状降水帯は、いつどこで発生するかわからへん。でもな、知っておくこと、準備しておくこと、そして早めに避難すること。それが自分の命、大事な人の命を守るカギなんや。
「まぁ大丈夫やろ」と思わんと、「もしも」のときの行動を今から家族で話し合って、準備しとこうな。