お天気と脳
なんやこの天気、脳までぼんやりしてまうやんけ
どうも、「脳内ワンダーランド」のサニー爺です。ここんとこ、晴れる思たらドシャ降り、曇る思たらジメジメ蒸し風呂。もう体も頭もついて行かれへんちゅう方、多いんとちゃいますか?
わて自身もそうでしてな、朝から「あれ?なんか今日ボーッとするなあ…」「やる気スイッチ、どこ置いたっけ?」みたいな日が続いてますねん。
ところが調べてみたら、これ、わてのせいやのうて、天気と脳の関係が深う関わっとるらしいんですわ。
ちゅうわけで今回は、「脳内ワンダーランド」流に、気圧・湿気・日照と脳の働きについて、わかりやすう、しかもおもろう話していきますよって、お茶でもすすりながら読んでっておくんなはれ
低気圧が脳をどんよりさせる!?
「気圧」と「脳」なんて、関係なさそうに思うでしょ? ところが低気圧のとき、空気中の酸素濃度がほんの少し下がるんですわ。
すると、脳に送られる酸素も減ってしまう。その結果、集中力が落ちたり、やたら眠たくなったり、なんやイライラしたりする。
医学的には「気象病」ちゅう言葉もあるぐらいで、気圧の変化に弱い人は、自律神経が乱れやすくなるそうです。気温差だけやのうて、気圧の急変も自律神経にはこたえるんですな。
よう「低気圧やから古傷が痛む」ちゅう人いてますけど、あれもほんまに理由がある。気圧の変化で血管や神経が収縮・膨張しやすくなり、脳がその刺激を敏感に受け取ってまう。わてらが「なんか気分のらんわ〜」てなるのも、ちゃんとした仕組みがあるんですわ。
湿気は“脳ストレス”を増やすやっかいもん
梅雨や台風の季節になると、なんか部屋の中も気分もジトーッと重たいですやろ? 湿気が高いと、汗がうまく蒸発せんと体温が下がりにくくなって、体がずっと熱をもったままの状態になります。
これ、脳にとっては「熱い部屋でずっと考え事してる」みたいなもんで、思考力も注意力もガタ落ちですわ。さらに、湿気によってカビやダニが増え、アレルギーや頭痛を引き起こすことで、またまた脳が不快信号を受け取ってしまう。
つまり、湿気は脳にとっての“見えへんストレス”。こりゃあ敵ですな。
太陽が照らんと脳がくもる!?セロトニンの話
太陽の光には、脳内で「セロトニン」いう物質を分泌させる力があります。このセロトニンは「幸せホルモン」や「やる気ホルモン」とも呼ばれてて、気分を安定させたり、前向きな気持ちにしてくれる重要な存在なんや。
せやけど、どんより曇天が続くと、体内時計もズレやすいし、セロトニンも分泌されにくなる。これが続くと、いわゆる「季節性うつ」にもつながってくるんですわ。
実際、北欧なんかでは人工的に太陽光を浴びるライトがよう売れてて、「朝からライトで脳を起こす」みたいな生活しとる人も多いんですわ。あれ、案外理にかなってるんやなあと感心します。
脳が喜ぶ、サニー爺流・天気対策術!
そんで、「ほな曇りや雨の日は、ずっとどんよりしてなあかんのかいな?」て思われるかもしれまへんけど、そこは工夫次第でようなります!
- 朝いちばんにカーテン開けて、できるだけ日光を浴びる
- 蛍光灯より白熱灯・オレンジ系のあったかい照明で脳を和ませる
- ストレッチや深呼吸で自律神経をほぐす
- 「笑う」こともセロトニンの分泌に効果バツグン
特に最後の「笑う」は最強です! わては朝に、YouTubeで上方落語を一本聴いてから1日を始めてます。「桂南光」さんの毒舌、「桂米團治」さんのはんなり、「桂吉弥」さんのテンポよさ、どれもほんまに元気もろてます。
上方落語はまさに、“耳から入る脳サプリ”。皆さんもぜひお試しを。
さいごに:曇り空でも、脳は晴れにできる!
というわけで今回は、「天気と脳」の関係をおもろう語らせてもろたけど、いかがでしたやろか?
天気にイライラしたり、ボーッとしたり、理由がわからんまま気分が落ち込んだり…それ、自分を責める必要なんかまったくあれへん。脳がちゃんと反応してるだけのこと。
ほなこそ、自分の脳とうまくつきおうて、笑いと光を取り入れて、このジメジメ季節を乗り切っていきましょ。今日の空は曇ってても、脳の中は晴れにできまっせ!
ほなまた、「脳内ワンダーランド」でお会いしましょ☀️ サニー爺でした。
2025/07/15